青色申告(65万円控除)に欠かせない複式簿記にまつわる話

個人で仕事をする人にとって「確定申告」は大きな課題ですが、節税のためには「青色申告」(65万円控除)が推奨されます。
もちろん、確定申告書Bとともに提出する青色申告決算書は、貸借対照表と損益計算書を完成させる必要があります。
それをスムーズに行うには、複式簿記のスキルを身に付けることが大切です。
商業簿記検定3級以上を持っている人や、金融機関での勤務経験がある人は、スムーズな記帳に役立つでしょう。
ただし、商業簿記と金融機関(銀行や農協など)で使う簿記の勘定科目のなかには、「預金」のように捉え方が異なる科目も存在します。
預金は、商業簿記においては「資産」(自分の財産)になります。
一方、金融機関で扱う預金は、お客様の財産なので「負債」という捉え方です。
ちなみに、農協や郵便貯金などでは「貯金」を使いますが、考え方は銀行や信用金庫などの預金と同じです。
ただ、金融機関勤務が長い人が独立・起業して経理を行う場合、「預金」の位置づけに迷うかもしれませんね。
しかし、複式簿記の基本が理解できていることや、残高試算表を毎営業日に作成しているなどから、確定申告の準備にプラスになる部分が大きいでしょう。